METALLICA

August 2017 @ CENTURYLINK FIELD, SEATTLE WA –

くっそー、席がわかんなくてスタジアムのコンコースをうろうろしてたらライブが始まってしまった。

しかしすごい人だ。スタンド最上部までぎっしり。

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個人的にメタリカのライブはメタルマスターを完全再現したサマソニ以来で、単独公演となると98年の代々木競技場以来?! ってことは約20年ぶりかー。

なのにあえて安い後ろの席を取ったので、ステージまで遠いー。

でもシアトルダウンタウンの夜景と相まって、ちょっときれい。

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最新アルバムからの曲では、メンバー全員で和太鼓を叩くパフォーマンス。

若頭的なジェームズ・ヘッドフィールドはよく似合ってるんだけど、カーク・ハメットが太鼓に向かっているのを見るとなぜか笑っちゃう。w)

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太鼓が終わると、そのカーク・ハメットとベースのロバート・トゥルージロがステージ前の花道でジャムったのが印象的でした。

まぁコアなファンからするとお約束なのでしょうが、個人的に聞きたかったSeek & Destroy を本編最後にやってくれて大満足。

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アンコールに Battery と Nothing Else Matters。

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そして最後はこれまたお約束の Enter Sandman!

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LADY GAGA

August 2017 @ Tacoma Dome, Tacoma WA –

レディー・ガガ、もちろん初めて観ます。

場所はシアトル南のタコマ市にあるタコマ・ドーム。

さいたまスーパーアリーナサイズの会場です。

まだ準備ができていないとかで、スタートが大幅に遅れましたが、カウントダウンが開演時間を知らせてくれます。

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ご覧の通り席が遠いので最初は何をやってるのかよくわかりませんでしたが、

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Poker Face あたりからだんだんと大掛かりなステージセットが顔を出します。

まずはこのすごいライティング!

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ステージ後方のディスプレイもマックスに活用されます。

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そしてなんだこれー。

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メインステージから橋を渡って複数のサブステージを渡り歩きます。

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フロア内の円形ステージが浮き上がります。そして切れ目なくダンス!

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中央のステージではピアノでしっとりと歌い上げます。

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はっきり言って美人じゃないですが、存在感があります。

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またメインステージに戻ってパフォーマーとともに歌&踊り!

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Born This Way も感動しました。

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アンコールは Million Reasons をしっとりと歌い上げ、そのままステージ下に消えていきました。

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この時点でもう 2017 年のベストライブに決まった感じです。

大ファンというわけではないので、事前情報なしにライブを見たのが良かったのかも。

ガガ様、なめてました。

すべてのセットが驚きと感動の連続でした。

素晴らしい歌手だし、パフォーマーだし、演出家ですね。

なんでこんなに人気があるのかようやくわかりました。

 

GREEN DAY

August 2017 @ White River Amphitheatre, Auburn WA –

最初にグリーン・デイの単独ライブを観たのは20年前のダラスのライブハウスでした。

その後サマソニやメッセでライブは観ていたのですが、実はアメリカン・イディオット以降のグリーン・デイは初めてだったりします。

でもって最新作レボリューション・レディオは個人的にグリーン・デイのアルバムの中でもベスト作品のひとつだと思っているので、シアトル郊外の野外シアターでのこのライブを楽しみにしていました。

なおかつ運よくモッシュピットのチケットが取れたのですが、会社を出るのが遅くなり、なんと遅刻してしまいました!Know Your Enemy を場外で聞くのはつらい!

好きでたまらない Revolution Radio でフロアに滑り込みセーフ。

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自分も全開で行きます。

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そしていろんな場所から楽しみます。

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Holiday、Boulevard of Broken Dreams とか、アメリカン・イディオットの曲がやはり人気がありますね。

Welcome to Paradise はグリーン・デイとの出会いの曲の一つでもあるので感慨深かいです。

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その後の Basket Case、She というのは

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もう鉄板の流れですね。

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ただ、長時間やっている割には曲が少ないというか、

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MC とかカバー曲とかコール&レスポンスとかどうでもいいんで、

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新旧のパンクでポップな曲をガンガンやってほしいです。

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特に新譜からの曲が少ない!

Revolution~ の後は Youngblood と Still Breathing だけかよー。  Still Breathing はビリー・ジョーがギターを弾いているイメージだったので、ハンドマイクで歌ったのにはちょっと拍子抜けしました。

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アンコール一発目は American Idiot。

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そして、締めはビリー・ジョーの弾き語りで新譜から Ordinary World。

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そして Good Riddance。

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メンバー再登場で See you again!

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セットリストに若干不満はあるにせよ、久々に両足が筋肉痛かっ?!ってぐらい楽しみました。

 

 

THE WHO

July 2017 @ The Colosseum at Caeser’s Palace, Las Vegas, NV –

ザ・フーがシーザーズ・パレスで短期5日間の常設公演をやると聞いて馳せ参じましたラスベガス。

これはザ・フーの歴史においてもエポック・メイキングな出来事だぁ! ということでチケット発売日に初日の遠い2階席をゲット。 Continue reading “THE WHO”

CAPITOL HILL BLOCK PARTY (LORD HURON, etc)

July 2017 @ Capitol Hill, Seattle WA –

シアトルのローカルフェスを観に来ました。

正確には、セーフコ・フィールドのマリナースの試合で、ヤンキースの田中将大が投げるので、その観戦ついで、という感じなんですが。

シアトルのダウンタウンから北東に歩くと、東京でいうところの下北沢のような、吉祥寺のような、Capitol Hill というちょっとこじゃれたエリアがあります。その Capitol Hill のメインの通りをいくつか封鎖して複数の野外ステージを作って行われるのが Capitol Hill Block Party という3日間のフェスティバルです。

自分が参加したのは土曜2日目。

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到着時、Phantoms という EDM 系のグループがメインステージで演奏していて、フロアは爆発的に盛り上がってました。

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見ての通り、めっちゃ暑いです。

なので屋内のサブステージに逃げ込みます。
通り沿いにある老舗ライブハウス Neumos がそのサブステージです。
お酒を出しているので、21歳以上しか入場できません。

運転免許証を見せて中に入ると、ウィッグをかぶった女性3人がフロントに立っているProm Queenが演奏中でした。
50-60年代のリズム&ブルースに影響を受けている、というか、そのまんまです。

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でもバンドの演奏はタイトで楽しかったです。

この後また外に出て、別のステージでヒップホップのアーティストのライブを見てから、

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いったん会場を出てセーフコ・フィールドに行き、田中将大の投球を見て w)

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再度フェス会場に戻ってきました。

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サイドステージで Magic Giant というグループを観ます。

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バンジョー、フィドル、ウッドベース、アコースティックギター等々いろんな楽器を演奏しながら、小さなステージをアクティブに動き回るという、フェス向きのバンドでした。
「お~お~」的な合唱アンセム満載で、フジロックに出たらとても楽しいステージになると思いました。
ボーカルとベースはめっちゃイケメンです。

この日のメインステージのトリは Lord Huron
アメリカンインディーズの王道のようなバンドですが、すごい人・人・人。
こんな人たち、どこから出てきたんだーってぐらい超満員です。

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ちなみにこのステージ裏手が路面電車の停車駅になっていて、そこから無料で音を聞くことができます。w)

 

RIDE (PITCHFORK MUSIC FESTIVAL)

July 2017 @ Union Park, Chicago, Illinois –

ゴルフの石川遼を見に来たついでのフェスです。w)

ピッチフォーク・ミュージック・フェスティバルはシカゴのダウンタウンの公園で行われる都市型(?)フェス。

本当は前日の土曜に参加したかったのですが、残念ながら1日券は売り切れ

トライブ・コールド・クエスト、ジョージ・クリントン、ミツキ、PJハーヴェイ、アラブ・ストラップ等々のすごいメンツだったのでしょうがないですね。

チケット売り場でソールドアウトを知ったので一瞬呆然としましたが、取り乱すことなく翌日日曜日のチケットを購入します。

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1日券は75ドルです。

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その日曜のメンツはこんな感じです。

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メインステージのトリがソランジュで、自分はライドとアヴァランチーズを観たいなぁと思っていたのですが、実は帰りの飛行機の時間が迫っていまして、ライドを観るのがやっとという状況でした。

とは言うものの、そもそもそんなに気合が入っていないので、日曜の午後遅い時間に入場します。

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これがレッド・ステージ。

セットの合間だったのでまだ閑散としてます。

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これがグリーン・ステージ。

メインステージの名前がフジロックと同じでちょっとだけアガります。

ハミルトン・リーサウサーが軽快に演奏中です。

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そしてちょっと横道にそれます。

“BEVERAGE TICKETS” … 酒は飲むつもりがなかったで特に用なしです。

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フードコートも充実しているっぽいです。何も食べなかったけど。

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ちょっと歩くと3番目のブルー・ステージにたどり着きます。

地元出身ジョーイ・パープが軽快にラップしています。

小さいステージなのにオーディエンスがめっちゃ多いです。

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さて、セカンドのレッド・ステージでライドの演奏が始まります。

いや、とうに始まる時間なのですが、機材トラブルでなかなかメンバーが出てきません。

スタッフ数人がギターのエフェクター類と格闘しています。

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ライドのようなバンドにとってはエフェクターは命のようなものですからね。

さすがにこれなしで演奏、というわけにはいかないのでしょう。

しかしながら、飛行機の時間があるから最後まで見るのも微妙なのに、さらに開始もディレイするとはーーー!とじれにじれにじれまくって待つこと20分。

近くにいた若者達のシューゲーザー談義を聞いているのも楽しかったのですが、それも飽きてきたころやっとバンドが出てきましたー。

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いやー、音がいいわー。

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マーク・ガードナーが開演が遅れたことを詫びます。

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さらに老けた感のあるアンディ・ベルが不機嫌そうにギターをかき鳴らします。

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くっそー。

しかし時間がない。

4-5曲しか聞けなかったんじゃないかなー。

泣く泣くステージと会場を後にします。

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中途半端に3つのアクトを見ただけのフェスティバルになりましたが、ミニ・コーチェラな感じで会場内の移動はとても便利だし、オーディエンスの雰囲気は落ち着いているし、ラインナップもなかなか渋いし、大都市シカゴのど真ん中ということもあり交通の便は言うことなしだしで、気軽に音楽を楽しみたい人にはとてもお勧めなロックフェスだと思いました。

また絶対に戻ってきたいと思います。

 

 

余談ですが、このステージの模様をhttps://rockinon.com/news/detail/164351から観れます。