December 2018 @ WAMU THEATER, Seattle, WA –
イベントのトリを飾るのは地元ワシントン州が世界に誇るインディーズの雄、Death Cab for Cutie です。
3年前にも同イベントのクロージングアクトを務めました。
個人的にこの冬のイベントに初めて参戦したのは、シアトル出張中の10年以上前、 Modest Mouth をトリに、Franz Ferdinand, Killers, Shins 等をフィーチャーした回です。(今振り返ってもすごいラインナップだ・・・。)
デスキャブがトリだった2015年は、Twenty One Pilots, Alabama Shakes, Walk the Moon らをブッキングしたこれまたすごい回でした。なので彼らが演奏する頃にはお客さんはだいぶ減っていました・・。
今回もコアなファンだけが残っている感じ。
The Ghosts of Beverly Drive が個人的な序盤のピーク。
「ワシントン州キャピトルヒル出身のデスキャブです。」と自己紹介したのもこの頃。
あーそーなんだー、と頷いたものの、後でウィキペディアとJunglecityで調べてみると、出身は遙か北のベリンガムだそうで、ここ20年住んでいるのがキャピトルヒル地区なんだそう。
なるほど。
そしてシアトルの移り変わりの速さを歌った Gold Rush へ。
中座してトイレで小便したあと、PA卓前のフロアど真ん中に移動。
ここの音の良さはハンパなかった!
ギターもキーボードもメンバーのステージ位置によって左右のスピーカーに振り分けられ、まるで大きなステレオセットで音楽を聴いている感じ。普段あまりフロア中央でライブを見ないせいもありますが、まさかこんなにトリッピーな音楽体験をするとは・・。
I Will Possess Tour Heart の極悪なベースラインに身を任せて5分弱。中盤戦でボーカルのベンがステージ中央のキーボードで印象的なピアノのラインを弾き、しばらくしてまたギターに戻ってフィニッシュするドラマチックなデスキャブの代表曲。
そのベンがアコギに持ち替えたラストの Soul Meets Body で光るセンス抜群のベースライン。
アンコールの I Will Follow You Into the Dark はアコギ一本で観衆の大合唱を誘いました。