THE BETHS

February 2022 @ NEUMOS, Seattle, WA –

ソールドアウトのライブ当日、おそらく最後の一枚をリセールでゲット!

南半球ニュージーランドの首都オークランドが生んだ4人組ロックンロールバンド、The Beths。紅一点のボーカル&ギター、エリザ「ベス」・ストークスの名前から安易に取られたバンド名はもうちょっと何とかならなかったのかな、と首を捻りつつ、まあダサかっこいいと言えばそう言えなくもないです。

家族と夕飯を食べ、のんびりしてから会場のシアトル市内キャピトルヒルにあるライブハウス NEUMOSに向かいます。

洒落た店と若者とホームレスが同居するシアトルBLMの激震地にもなったエリアの独特のバイブが好きですねー。

まあ兎にも角にも、ライブハウスへの入場にはコロナワクチン接種証明(または陰性証明)と身分証明書が必要です。場内では着用必須なマスクを全員が着けていますよ。

入場時にはまだ前座のLunar Vacationがプレイ中。ジョージア州アトランタ出身、昨年21年デビューの極めて若いバンドです。

もろに高校生チックで将来有望! レトロと言ってもいいギターポップを一生懸命奏でる姿におじさんはとても感銘を受けました。ギターロックの未来は明るいです。

22時20分にThe Beths登場。ボーカルのエリザベスさんはマスクをしたまま歌い出しそうになって、慌てて外しておりました。北米ツアーの初日ということもあり若干の緊張気味かな?

小さいギターアンプが並ぶだけのシンプルなステージセット。そしてお世辞にも良いとはいえないメンバーのビジュアル。でもね、アメリカ人だけでなく、むしろ日本人のほうがウケそうなメロディアスでしっかりとビートが立ったアレンジ。ティーンエイジファンクラブ、デスキャブフォーキューティ、ウィーザーあたりの8ビートギターポップが好きだったらいけると思います。特定の名前は思い浮かばないんですが、年末の紅白で見たいくつかのバンドと似ているので、日本の邦楽ロックフェスに紛れ込んでも違和感ない気がします。

先にも言ったようにチケットはソールドアウト。人を掻き分けてどうにか入退場口がら一番遠いステージ左サイドにスペースを確保したんですけど、満員のフロアはまあ良い感じに温まってます。

ボーカルのエリザベスさんは中性的な、ある意味どこにでもいるようなお嬢さん。なんかこないだのオンライン打ち合わせに出ていた誰さんに似てるなー、とか思いながらMCを聞いていました。

リズムギターの腕も中々とお見受けしました。歌いながらちょっと複雑なラインを弾いてみたり、リバース・クオモのように短音のソロも披露したりと、落武者風のリードギタリストとボク好みのツインギターアンサンブルがとても爽快です。

ライブトータルで本編が15〜16曲、アンコールが2曲といった構成だったでしょうか。まだ曲と名前が一致しないんで詳細は書けませんが、新旧満遍なく演奏してくれた印象です。(とは言えまだ2枚しかアルバムを出していませんが)

予想通りいいライブでした。

もうちょっとだけ垢抜けて第三者のプロデュースが入ったら大化けしそうな気がします。

同じキャピトルヒル地区で3年ぶりに開催されるフェスティバルへの参戦が決まったので、またそこでお会いしましょう。

(22:20-23:32)