ONE OK ROCK

March 2019 @ SHOWBOX SODO, Seattle, WA −

Taka は「It’s been a while, ha?」と言っていましたが、日本のバンド、ワンオクロックがわずか1年半という短いインターバルでシアトルに戻ってきました。

会場は過去 2 回の公演と同じく Showbox Sodo。 MLB シアトルマリナーズの本拠地セーフコフィールド改めT-モバイルパークから 1 ブロック南にあるライブハウスです。

シアトル市内ではかなり大きい部類に入る 1,800 ほどのキャパのフロアには、前回よりも多くのお客さんが入ってます!

30ドルのチケットがソールドアウトに近い状態で、前座の Waterparks がいい感じにフロアを暖めてくれました。

余談ですが、ワンオク待ちの間に手持ちのスマホでスマートニュースをチェックしていたら、「森昌子引退」という記事がトップニュースになっていました。さすがスマニュー。ユーザーのロケーションとイベント情報からリアルタイムに記事をパーソナライズしているのかー。(・・んなわけないけど、偶然にしては怖すぎる・・。)

ニューアルバムリリースに伴うワンオクの北米ツアーもハワイ2公演を残すのみとなり、これがアメリカ本土でのラストショーとなります。

暗転してバンドメンバーが出てくると、これまでの経験通りスマホの視界ブロック度が半端ねぇ〜。

ギターの Toru に続いてボーカルの Taka が出てきました。

曲は新譜から Push Back です。

初っ端から盛り上がりがすごい。

日本からはるばる、という人達よりも、現地のファンが相対的に増えたかなーという印象。

前アルバムの代表作 We Are ではイントロからやんやの歓声です。

バンドの印象も変わりました。

リンキンっぽい優等生ラウドロックから、歌メロとスケール感重視にシフトした感じ。

その傾向は新譜だけでなくライブでも顕著です。

もう4人揃ってヘッドバンギングとかしないもの。w)

シンガロングしたくなる曲を立て続けに繰り出します。アメリカ人が日本人の歌を合唱している姿ってやっぱりグッときますね。

Taka の英語 MC は長文をまじえてさらに上手になっていました。Stand Out Feed In のイントロでは、定型文ながら、ドラムの Tomoya とギターの Toru も英語を喋っていましたよ。

Toru (G)、Ryota (B)、Tomoya (Dr) のジャムセッションを挟んで Grow Old Die Young。

「ラスト2曲ー」の声がかかってフロアから悲鳴が上がります。

Ryota が Toru とポジショニングを入れ替え、

前座のバンドメンバー達がステージに入り乱れます。

彼らとのツアーもコレが最終日ということで一堂ハグ&ハグ。

Jadedで締め、「One more song!」という合唱に応えた、本当に一曲だけのアンコールは Wasted Nights。

最新アルバムの曲でライブを締めくくるなんて、やっていることに自信に満ち溢れてないとできないですよね。

というか新譜からの曲が一番ウケるという理想的なオーディエンスのリアクション。

アメリカという土俵に上がって苦しみかけてた前回一年半前のライブから進化して、誰にも負けないオリジナルの型を見つけちゃったのかなという印象です。

次のステップが今から気になります。

 

(21:30~22:50)